20世紀はじめ、ポール・ポワレが嚆矢となり、シャネルによって広く普及したコスチュームジュエリー。宝石や貴金属といった素材の既成観念から解放され、優れたデザインや衣服との組み合わせの魅力によりパリのモード界を席巻、やがてアメリカへも伝わりました。
ディオールやスキャパレッリなどオートクチュールのコレクションのために生み出された作品はもちろん、それらのブランドからの依頼も受けたジュエリー工房による精緻なネックレスやブローチに、リーン・ヴォートランやコッポラ・エ・トッポらによる独創的な逸品、そしてミリアム・ハスケルやトリファリに代表される、幅広い層に支持されたアメリカン・コスチュームジュエリーまで。
国内髄一のコレクションから選りすぐった400点あまりの作例を通じて、コスチュームジュエリーの展開を包括的に紹介するとともに、各デザイナーが素材の自由を獲得することで生み出した、それぞれの様式美を探ります。
シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより
会期
開催中~12月15日(日)
宇都宮美術館
〒320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
028-643-0100
http://u-moa.jp/
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開館時間
午前9時30分 ~ 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜
観覧料(企画展)
展覧会によって異なります。年間スケジュールをご覧ください。
観覧料(コレクション展)
一般 310円(250円)
大学生・高校生 210円(160円)
中学生・小学生 100円(80円)