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福居町に令和5年1月オープン。農耕作業を通した交流の場に
NPO法人「快活」(五十嵐章理事長)は新たに市民農園運営事業を開始、来年1月に足利市福居町において「足利ポタジェガーデン」をオープンさせ管理・運営していく。10月から利用者募集も始まっている。
同法人は10年に及ぶ活動を通し、東山のこどもあそび場やバザー参加など大人や子どもを直接対象とした社会貢献活動から、今後は主に高齢者を対象に自然、環境を含めた社会の仕組みを考え提供することにシフトすることとした。今回の事業はその一環で五十嵐理事長は「今後はこの市民農園を基本にさまざまなアイデアを膨らませて事業展開していきたい」と話す。
開設する市民農園の詳細は以下のとおり。
【場所】足利市福居町1960─1の一部・26区画。
【契約期間】1年単位
【使用料】1区画1万5000円と2万円/年(21㎡と36㎡)
市街地にありトイレや休憩所を兼ねた事務所建物も近隣に新設され利用者にとっては利便性もよい。同法人副理事長の菅沼一三雄さんは「市民農園はとなり合った多くの人々の協調性や共に高め合う心が芽生える体験型農作業となる。そうした中から人々の接点、交流が生まれることが大切」と話す。野菜くずを肥料に変えるなど農耕作業を通したSDGsの基本を学ぶ第一歩にもしたい考えだ。管理については20人の同法人メンバーが交代で事務所につめ、相談や困りごとにも対応していくので安心だ。
問い合わせは足利ポタジェガーデン事業係
080-3464-2190
potagergarden@gmail.com