葛飾北斎は世界でも著名な江戸時代後期の浮世絵師です。
新千円札の裏面に採用された《神奈川沖浪裏》で私たちにとって更に身近な存在となりました。北斎は波瀾万丈な90年の生涯を送ったことでも知られています。30数回の改号、93回もの引っ越しを行い、常に借金に追われていたと伝わる生活の中で、膨大な数の作品を世に遺しました。
本展覧会では北斎画業の最初期である勝川派時代の役者絵から、代表作の「冨嶽三十六景」、ヨーロッパでのジャポニスム・ブームのきっかけとなった『北斎漫画』、最晩年の肉筆画など北斎の画業を網羅します。また、北斎の弟子とされる絵師の作品や、フランス人画家アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」も展示することで、その影響力についてもご紹介します。挑戦的で活き活きとした北斎の一生、北斎芸術をどうぞご堪能下さい。
会期
2024年10月5日 ~ 12月8日
観覧時間
午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般/大・高生 800(640)円/中学生以下無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名は無料
*( )内は20名以上の団体料金
*企画展の料金で、収蔵品展を無料観覧できます
休館日
月曜日(祝日の場合は開館)
栃木市立美術館
〒328-0016 栃木県栃木市入舟町7−26
0282-25-5300
https://www.city.tochigi.lg.jp/site/museum-tcam/
X
instagram