視覚障害者教育に生涯を捧げた、故澤田正好氏の顕彰碑が建立となり、その報告会が10月10日足利東教会にて、澤田正好先生顕彰会 (代表 羽山弘一さん、齋藤憲司さん等)主催で行われた。
齋藤憲司さん
澤田氏は、茨城県大洗町に生まれ、幼少期に眼病により視力が低下し、弱視のため東京盲学校鍼灸科を卒業。1915年、足利の鍼治療院澤田タキのお養子となる。1917年、私立足利盲学校を発足。1922年、学校建設募金活動により足利市本城3丁目に校舎を新築。1931年、市内相生町に移転、1935年、栃木県立足利盲学校となった。
また1922年には「盲人にも義務教育を」と足利盲人革新団を設立し活動。後に点字による投票を実現した功績も大きい。
弊誌、渡良瀬通信6月号「足利100年カルタ-さ-」(白鷗大学地域メディア実践ゼミによる連載)では、澤田氏が考案した盲人のためのスポーツ『サウンドテーブルテニス』を中心に、澤田氏についても紹介している。
※顕彰碑は法玄寺(足利市巴町2545)境内、澤田家墓地の一画に建立。
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