サウナは身体に良いと言われていますが、具体的にはどんな効果があるのでしょうか。それは、大きく分けて「4つの効果」に分けられます。その4つは「身体」「脳」「内蔵」「精神」になります。ザクっとその効果をまとめると、「サウナに入る事で身体や脳の疲労がとれ脳がスッキリし、血流が良くなる事で内蔵機能が向上し、精神的にも穏やかになる」というものになります。少し長くなりますが、今回はその4つの効果をお伝えしていきたいと思います。
①「身体」への効果
「身体」への効果は、肩こり、腰痛などへの効果です。その理由として、サウナの温熱効果によって血流が増加し、肩こり、腰痛を起こす原因である姿勢を保持する筋肉の凝りがほぐれ、痛みを和らげてくれます。
また、普段エアコンが効いている現代社会ではこの汗腺が刺激されることが少なくなり、半分ほどしか使われない状態になっています。サウナに入ることで普段の生活では使われていない汗腺が活動し、汗をたくさんかき、その汗は老廃物を排出してくれます。その結果、肌がキレイになったり、むくみが取れたりとデトックス効果があります。
また、深部体温の変化により、睡眠の質や細胞の修復、免疫力の向上が効果としてあります。
その結果、深い睡眠の時間が約2倍になると言われており、疲労を回復させ、グッスリと眠ることができます。
②「脳」への効果
「脳」への効果は、脳疲労が取れる効果です。この脳疲労は普段の生活の中で脳はぼーっとしていても色々と考えるようにできています。これをDMNと言います(デフォルト・モード・ネットワーク)。いわゆる、ノイズが多くなる状態です。これがひどくなると、統合失調症やうつ病、アルツハイマー病などにつながる恐れがあります。サウナに入ると強制的に思考を停止させられるため、このDMNの消費量が減り、思考が減り集中しやすい状態になるので、脳がスッキリした状態になります。
また、脳の働きが活性化し、5感が敏感になります。それは、脳の特に右側の頭頂葉の一部が活性化するためと言われています。たしかに、ととのっている時は肌で風を感じやすくなったり、景色が明るく感じたり、食事が美味しく感じたりします!笑。
③「内臓」への効果
「内臓」への効果は、血流が良くなることで動脈硬化が改善し、心筋梗塞などの病気のリスクが減ります。研究によると、週に1回サウナに入る人と、週に4回以上サウナに入る人では心筋梗塞のリスクが52%減少するという研究が出ています。
また、サウナの効果で私が一番の効果ではないかと思っているのが、自律神経への効果です。自律神経は交感神経と副交感神経で分かれていて、交感神経は狩りをする際に使われていた神経で身体を戦闘状態にするために血圧を上げたりして身体を興奮させる働きがあります。副交感神経は反対に身体を休めたり抑制したりする神経で心身をリラックスさせる働きがあります。この自律神経はスイッチのように切り替えがうまくいけばバランスが取れている状態にあります。しかし、ストレス、気温、気圧の変化などで交感神経優位の状態になると、副交感神経への切り替えがしにくくなり、リラックスできない状態になります。
④「精神」への効果
「精神」への効果は、うつ病のリスクも軽減します。これも研究があったそうで、サウナはマイルドなうつ病の人に効果があるという研究がありました。精神のことについては科学的な根拠を出すことがかなり難しいので、個人によって違うかもしれませんが、このような研究結果が出ています。
また、ととのった時に感じる感覚で時間がゆったりと感じたり、音をいつもより感じたりするのはゾーン(極度の集中状態)に近い状態だそうです。そして、サウナに入ったあとはα波が正常化し、非常にリラックスした状態になり、ネガティブな外的情報には鈍感になりやすくなります。
今回は、サウナの心身への効果についてまとめていきました!
心身に対しては大きく分けて「身体」「脳」「内臓」「精神」の4つに効果があります。
他にもまだまだ大小効果がありますし、人によって感じ方も違う部分があるので、自分に合ったサウナ施設、自分に合ったサウナの入り方を探していきましょう!
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