足利市春日市営住宅跡地に全36区画の大型分譲地誕生
「スタイリッシュヴィレッジ」
ー未来へ向けて、安心・安全な街づくり
株式会社 スタイリッシュハウス
代表取締役 佐藤秀雄 さん
足利市が民間による再整備を計画していた同市山下町の春日市営住宅跡地が全36区画の一戸建て専用分譲地として売り出されることが決まり、5月27日から第1期の販売が開始された。開発・分譲するのは住宅・不動産会社「スタイリッシュハウス」(足利市葉鹿町)で来年2〜3月の引き渡しを予定している。人口減対策が叫ばれる中、「地元の未来に新しい形の街づくりで貢献したい」という同社、佐藤秀雄代表に分譲計画にかける思いを聞いた。
住む人誰もにいい街だと言ってもらいたい
同跡地は1966年から2005年まで20棟の市営住宅があったが老朽化に伴い取り壊され長年空き地となっていた。足利市は定住人口の増加を図ろうと一戸建て専用住宅としての分譲を条件に市内の民間事業者への売却を決め、21年11月の入札を経て候補者の中から同社と契約した。同社の企業理念「愛してる。」。そこにはお客樣、仲間と仕事、そして地域を愛する意味が込められている。佐藤代表は「風光明媚で歴史と文化が息づく足利市への移住やUターンを促進するような子育て世代にも魅力的な街づくりを目指したい」と語り、「住む人誰もにいい街だと言ってもらいたい。そしてそれが、足利市の新たな魅力創出と人口増につながることを願っている」と続けた。
安心・安全な住環境で毎日を豊かに過ごせる街づくり
「スタイリッシュヴィレッジ」と名付けられた分譲地は南北2区画の約1万1千平方メートル。近隣には学校やスーパー、医療機関があり、子育て世代に便利な上、整備予定の北関東自動車道「仮称・足利スマートインターチェンジ」にも近い。「For You 未来」をコンセプトに36区画すべての住宅が安心・安全で豊かな暮らしができるよう独自の建築ガイドラインが定められた設計も特徴だ。各区画の南側を平屋ゾーン、北側を2階建ゾーンとし交互に配置、その間に2・5メートルの歩行者専用道路(フットパス)を設けることで全棟の日当たり確保を実現。また、通行車両の速度を抑制するために直線道路を避けたり、住民間の交流を促す円形の袋小道(クルドサック)を設けるなど随所に暮らす人たちにやさしい工夫を凝らした。建築条件の配慮も。「例えば大工の父親を持つ娘さんがこの土地を気に入り〝ふるさとでお父さんが建てた家に住みたい〟と思っても弊社の住宅でなければならず断念したら親御さんは切ない。街づくりの建築ガイドラインさえ守ってもらえれば一部は他社の住宅でもいいと思っている」と佐藤代表。来年20周年を迎える同社が培ってきた家づくりのノウハウと経験が「新しい街づくり」に結集する。
(文・松本純明)
株式会社スタイリッシュハウス
会社概要
本社住所/足利市葉鹿町2-30-16
展示場/足利市葉鹿町2-17-1
佐野市犬伏下町2144-5
桐生市相生町1-327-2
TEL/(0284)22-8855 FAX/(0284)62-9898
業務内容/新築・増改築・リフォーム・不動産
《建設業》 栃木県知事許可(特-3)第22272号 栃木県知事許可(般-3)第22272号
《宅建業》 栃木県知事免許(4)第4601号
《スタイリッシュ建築設計事務所》 栃木県知事登録 Aロ第3337号
創業/平成8年5月24日
設立/平成16年1月9日
資本金/2,000万円
社員数/48名(グループ含む)
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