足利の秋の夜を彩る観光イベント「足利灯(あか)り物語2024」(足利灯りのある街づくり実行委員会主催)が市内の史跡足利学校、鑁阿寺、足利織姫神社、石畳通りなどで開かれている。今年から新たな装飾や演出も加わり、〝夜の観光〟をより楽しいものにしている。11月17日まででライトアップ時間は午後5時~同8時。
同イベントは足利ならではの文化財やまちなみなどを夕暮れ後に活用し、日中とは違う風景を演出して、観光客に楽しんでもらう夜景の取り組み。
史跡足利学校では北側通路に「今に生きる論語 親子で学ぶ論語灯り」をテーマに論語が書かれた行灯や竹灯りなどを新たに装飾。あしかがフラワーパーク監修の花手水や和傘、竹灯りの装飾や北庭園では光と音が楽しめる演出もある。
鑁阿寺では昨年から始めた本堂と参道を銘仙柄の灯りでのラッピングする演出に加え、一切経堂やその周辺の木々のライトアップも色が変化する仕様に変更。足利織姫神社では色とりどりに変化する銘仙行灯を石段に設置し、ライトアップされた本殿へと導く。同神社のライトアップは午後4時半~同10時。
足利学校と鑁阿寺の見学は共通入場券(800円、中学生以下無料)が必要。券購入者には会場周辺などの店舗で使用できる300円分のライトアップ商品券が配布される。
同イベントの詳細は足利市観光協会のホームページで確認を。問い合わせも同協会(電0284-43-3000)へ。
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