足利市と栃木県葬祭事業協同組合(宇都宮市、21社)は災害時応援協定を締結した。災害時に棺や葬祭品の供給や遺体の搬送、安置などについて協力するもの。
協定内容については組合からの申し出を受け、災害時の遺体安置などにかかる業務について協力を受けられることを定めたもの。
調印式で早川尚秀市長は「現実に要請を行うことがないことが一番ですが、万が一に備え、みなさんとの連携を大切にしていきたい」とあいさつ。同組合の小林正勝理事長は「災害はなければ一番よいが、災害で亡くなってしまた場合、人間としての尊厳を損なうことなく最後まで協力したいう強い心があります」と述べた。佐野市や栃木市とも協定を締結しているといい、今後、さらに県内自治体との締結を広げていく考えもあるという。
調印式には同組合副理事長で足利市内の事業者マルサンの樋口日里社長や樋口浩平専務など関係者も出席した。
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