JA足利女性会(みどり会)の会員が今年も1月10~26日の期間に計3回、恒例の寒仕込み減塩みそ「JA足自慢みそ」づくりを足利市百頭町の御厨農産物加工施設で行った。「今年はとてもいい米麹ができました。みそもより美味しくなりますよ」と作業を進めていた。
「JA自慢みそ」作りは栃木県に高血圧の人が多かったことから考案したもので、塩分11%の減塩仕立てという。地産地消にこだわり原材料には栃木県産の米と大豆を使用している。20年以上前から一般販売を始め、JAまつりで主に販売。手作りのみそは好評でリピーターも多いといい年、完売になる。
仕込みは1月10~12日が南地区、17~19日が西地区、24~26日が東地区とそれぞれの会員が担当して作業。初日に蒸した米に麹菌を混ぜて米麹づくり、2日目は麹が均一になるように返しを行い、3日目が仕上げ。12日には7人の会員とJA足利職員が作業。米麹と軟らかく蒸した大豆を混ぜ合わせ、チョッパーでミンチにしてからたる詰めた。
みそは仕上がりで約700㌔を想定。今後は夏にみそを均一に熟成させる天地返しを行い1000パックの「自慢みそ」を作り、11月のJAまつりで販売する予定だ。
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