5番『ぶロッコリーケずり』(栃木県立足利南高等学校・3年生)女子5人
スタンディングエリアの盛り上がりと手拍子が際立つ。高校生活残り少ないこのステージを楽しみ、皆さんも楽しませます!とのこと。
RYOTAさん:「サウンドチェックは、ドラムの音出しからはじめ、その音量に合わせて最後にボーカルが合わせるとライブがやり易くなるよ。楽しくできてよかったと思うし、卒業しても音楽を続けて」
6番『完熟プラム』(白鴎大学足利高等学校・2年生)男女6人
スタンディングエリアに観客を呼び込んでスタート。いろいろなフェスに出場しているとのこと。
上原さん:「6人で音数も多くアンサンブルが気持ち良く聞こえていた。ただボーカルが声をはっているときはいいけど、通らない場面もありそこは抑えること。でも演奏は難しい曲をよく努力したね」
7番『メルトリリック』(栃木県立足利高等学校・2年生)女子4人
軽音楽同好会のガールズバンド。パワフルでロックな演奏がウリ。2曲目のオリジナルで自分たちのメッセージを伝え、聞いた人を元気にできたらいいな!とのこと。
森さん:「元気でまとまりもあっていいですね。オリジナルもつくってほしい。コピーはモノマネではなく、曲づりのヒントがその中にあるから、それを抜き取ってもっともっといい曲づくりができるように頑張って」
8番『SuGar Moon』(白鴎大学足利高等学校)女子4人
キーボードボーカルのバンド。会場からの拍手で、歌声も元気になったよう。
RYOTAさん:「歌のハモリ、ピッチ感がいいです。速い曲は筋トレのようなところもあるけど、弾くときに脳みそを冷静な状態に保つと、わりと動きがよくなるみたい。次は是非オリジナル曲を聴いてみたいです」
9番『Identify』(栃木県立佐野高等学校・2年生)男女6人
様々なライブやコンテストに積極的に参加しているバンド。盛り上がってますか!の声で会場と一体化していた。
上原さん:「初めてのオリジナル曲ですか、初めてとは思えないシブさがありますね。もっとオリジナルを増やしてほしいです。コーラスの良さももっと活かすといいかな。また終盤のグルーブ感が始めから出せるといい」
10番『Plumberry』(栃木県立足利南高等学校)男女4人
前回準グランプリ。スタンディングエリアではタオルを回すパフォーマンスで盛り上がり、とにかくノリがいいバンド。ステージをいつも楽しい雰囲気に包むという。
森さん:「元気がいい!特にドラム!このイベントの最後に相応しい盛り上がりを演出してくれました。オリジナル曲も自分たち色にしっかり染まっていてよかった。オリジナルも増やして、バンド活動も続けていってください」
全バンドの演奏が終了し結果発表
〈オーディエンス賞〉は『Plumberry』、〈会長賞〉は『96』、さらに審査員たちがどうしても賞をあげたいと用意した〈審査員特別賞〉は『SuGar Moon』が受賞した。
そして今回の選手権の〈グランプリ〉は『Plumberry』が受賞。〈オーディエンス賞〉とのダブル受賞に輝いた。森審査員長からは「音楽に対する一生懸命さに優劣をつけることはできないが、音楽を送り届ける大会として優劣をつける、社会体験の一環として結果を受け止めてください。失敗も演奏、その経験を次に繋げ大きな器をつくっていってほしいです。」と大会に全体に寄せた言葉が贈られた