記念すべき『minimu』創刊の巻頭を飾るのは、2024年の幕開けに相応しい足利市にゆかりの3名です。落語界から三遊亭歌橘さん、プロ歌手の堀優衣さん、この春開局となる足利コミュニティFM 事務局の根岸智也さん。自身の近況や将来の目標、さらには足利市を盛り上げるには!などおおいに語り合っていただきました。
目標は独演会、夢は全国ツアー
では、今日のメインテーマです。自分のこれからもしくは、やりたいたと思っていることを伺います。歌橘師匠は、これからは落語の道をひたすら究めていくのか、それともちょっと違う道もやとお考えなのか。
色々なジャンルを挑戦したいです、完全に落語だけに戻るのは還暦ぐらいでいいのかなって。まだまだ落語の伝道師として暴れたいですね。自分をきっかけに、皆さん落語という古いものに足を踏み入れてもらって、こんなに笑えるんだ。面白いんだっていうのを伝えていく伝道師の役目をしたい。
落語意外で、直近でやってみたいな、興味あるなと思うことがありますか。
ホストですね、ホスト。歌舞伎町で…そんなわけないでしょ!
ははは、だって真顔で答えるから。さもありなんです、お話が上手で、見目麗しいし。
いやいや、人に合わせとお酒を飲むのが無理なんで。酔っ払いの話を聞くって一番大変だと思います。一番やってみたい事は。目標は独演会ですよね。落語家って、たった一人で何千人とかと戦うわけで、お客様と。大ホールに進出してみたいですね。
僕は東京の寄席とか詳しくはないけれど。新宿の末広町とか展開するのは特別なことなのですか。
あそこはもうホームグラウンドなので。そことはまた違う、有楽町のよみうりホールとか、普段は落語に使われないような所で独演会とかやってみたいな。
あと、ヒップホップが好きなので、そっちもちょっと挑戦したいと思っているの。この前、DOTAMAさんのライブにこっそり行ったら、優衣ちゃんがゲストで出ていて。前情報も何もなく知らなくて。
えっ!渋谷のオーネストでやっていたとき?
そう。DOTAMAさんとは面識はないんですが、佐野から出た売り出し中のラッパーで、すごいリスペクトしてて、結構ライブとか行ってるんですよ。そしたら優衣ちゃんがゲストで出ていて。
ありがとうございます。メチャ嬉しいです。
その時、堀さんはサプライズゲストとか?
ゲストではなく一応ツーマンライブで。私はラップはできないんですけど、「とちぎに生きて」っていう栃木県の楽曲をDOTAMAさんとコラボさせていただいてます。コロナになるちょっと前に作ってレコーディングしたんですけど、それを初めて皆さんの前で生披露した機会でした。すごく繋がりを感じますね、栃木県の!
一度、お会いしたいなとも思うのですが、今はファンとして陰ながら応援したいです。スケジュールが空くと、ライブには結構行っているんですよ。同郷人というのは嬉しいじゃないですか。
そう嬉しいですよね。同じ出身、繋がりますよね。
堀さんは、プロダクションに入られて、これから生活も変わっていくと思いますが、やっていきたい事とかありますか。
沢山の方に歌を聴いていただきたい。先程、師匠が独演会と仰っていましたが、私もやっぱり自分のコンサートを色々な場所でやりたくて。地方や全国をツアーのように回りたいです。ゆくゆくはオリジナル曲も増やしていきたいですし、カバーも、ライブも沢山できたらいいなって思います。
つづく