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「まちの声」を電波にのせて届ける FM DAMONO

2024 3/27
特集
2024年3月26日2024年3月27日

 「今の若者たちはインターネットを使ったYoutubeとかTikTokとかいったところから情報を得ている。下手したら倍速で音を聞いていたりして、本当にそれで楽しめているのかなという気がしています。そういう時代のなか、コミュニティFMができることは、地元の人たちにラジオに帰ってきてもらうこと。まずその思いです。聞いて欲しいのではなく、かえってきて欲しい」

ラジオに導かれて足利へ、ラジオ界でもうひと暴れ

 東京生まれの東京育ち。音楽活動を行ってきたことが縁で、25年ほど前、新潟県内でコミュニティFM2局の立ち上げにかかわり、10年以上にわたって放送に携わってきた。退局後は東京に戻り、業界で忙しく働いてきた。「3年ほど前ですが、ちょっと働き過ぎたので休みたいな。休むにしても東京ではと思い」と探して決めたのが足利市。「用事で呼ばれたときもすぐに東京に行けるし。足利にちょっと惹かれていたのと、のんびりできるかなと思って」と選んだ。
 移住して1年半がたったころ、偶然に足利でコミュニティFMの開局構想があることを知った。「ラジオというワードにびびっときたこともあるのですが、呼び掛けている根岸(足利コミュニティFM・根岸智也常務)がとにかく真剣で、一度話を聞いてみようと」と連絡を取り、「実際どうなのか」と現状確認の意味も含めて何度か会い話をした。「ゼロからの立ち上げで、まだリスナー感覚という面もあったのですが、根岸からは本気度が伝わってきて。さらに彼にかかわっているまわりの大人たちからも、開局にかかわる費用の問題も含めて、本気の人が集まっているんだな」と感じた。

 そこから「スイッチが入り」、開局に向けて根岸さんとの二人三脚が始まった。スポンサーのこと、番組のこと、放送を行うにあたって免許取得のため、足利コミュニティFMを法人化することなどなど、直面する課題を話し合い、予備免許ではあるが周波数が決まった。「非常に喜んでいます。安心とともに責任も重くなったと思っています。一度は離れたラジオですが、まるで導かれるように足利に来てしまい、結果、こうなったと」と笑う。
 FM DAMONOの番組はDAMONOサポーターというボランティアの人たちがパーソナリティーとなり、番組をつくり上げていく方式。「しゃべりについて個人を尊重したい。私たちもボランティアとして頑張ってくださるパーソナリティーも、みんなで楽しんで放送をやっていこうという」というのが番組づくりのコンセプトだ。
 まだまだ歩みを始めたばかりのコミュニティFM。「どんなことでもかかわりたいという方、ラジオが好きだという方はぜひサポーターに応募してください。お付き合いするなかで、お手伝いをお願いすることもありますし、将来、その方がしゃべるかもしれない。長い付き合いのスパンで参加してもらえば」と呼びかける。
 開局のきっかけは根岸さんが「足利市民の安心安全な暮らしをサポートする防災ラジオの開設が必要」と強く思ったこと。「そのためにサポーターみなさんにお願いしているのは、実際、災害が発生したとき、自分の住んでいるまわりの状況をリアルタイムで知らせて欲しいということです。それはわれわれの重要な役割の一つです」と力を込める。
 「市民のみなさんには、ラジオが地元にできたねという話題から入っていただき、周波数のチャンネルを合わせていただければ。それにどんどん感想を送っていただきたい。いいことも悪いことも受け止めますし、そうやって育ててもらいたいという思いは強いです」。

魅力ある地域の情報発信に期待

 この度、足利コミュニティFM株式会社による「FM DAMONO」開局の準備が着々と進んでいることを大変嬉しく思っています。
 地域の魅力発信において、コミュニティFMの役割は非常に大きいと考えています。足利市は、歴史ある文化や伝統、美しい自然など、数々の魅力を有しています。その魅力を広く知ってもらう機会として、地域密着型コミュニティFMは、地域の文化活動やイベント、地元の声をリアルタイムで伝えることができる最適な手段だと思います。これにより、足利市の魅力をより多くの方々に知っていただき、地域の活性化に繋げていけるものと信じています。
 また、地域コミュニティの活性化においても、コミュニティFMは欠かせない存在です。地域の情報やニーズを共有し、異なる世代や文化を結び付け、地域住民同士の交流を促進することで、地域社会の結束がより深まることを期待しています。コミュニティFMを通じて、足利市民が一体となり、共に歩む地域社会が実現されることを願います。
 そして、災害時の情報発信においても、コミュニティFMは重要な役割を果たします。地域に根差した正確で迅速な情報が多くの命を救うこともあります。災害時等における避難情報や支援活動の情報提供において、大きな役割を果たすことが期待されます。
 このように、足利市におけるコミュニティFMの開局は、地域の魅力発信、地域コミュニティの活性化、災害時の情報発信という視点から見ても、非常に意義深いものとなると期待しています。
 結びに、足利市民の声や思いを積極的に発信していただき、より良い足利市を築いていくために、共に歩んでいければと思います。

足利市長 早川 尚秀

縁を繋いで 

 昨年、根岸常務が商工会議所にいらして、ラジオの災害時の有用性を一生懸命訴えていたこと。茂木放送局長が足利で最後のご奉公だとおっしゃっていたこと。そして、秋には斉藤社長が来春開局の目途が着いたと報告においでくださいました。様々な繋がりで困難を乗り越え、ようやく皆さんの願いが電波に乗って足利のまちに流れるのですね。本当におめでとうございます。
 愛称のDAMONOは、足利出身の書家の相田みつをさんの『にんげんだもの』にちなんでいるとお聞きしました。今年は相田さん生誕100年の記念すべき年でもあり、これも何かのご縁かもしれません。
 昨年の2月3日の節分鎧年越しの日に偶然テレビをみていました。NHKのドキュメント72時間『奄美大島 FMラジオを聴きながら』という番組です。「ラジオから聞こえるのは島の言葉。島の人が次から次に出演し、一般の人が司会を務める番組も多い。島言葉でニュースを読み上げる番組のパーソナリティは70~80代の方々。帰省ついでに生放送に飛び入り参加する高校生。島外にいる島出身者が電話出演する人気コーナーもある」(NHK番組案内から)放送局は町中の商店街にあり、島の日常生活の一部になっています。
 皆さんが立ち上げる「FM DAMONO」が、足利市民の縁を繋いで、そんなFM局になればいいなあと夢想しています。商工会議所も精一杯応援しますので、ともに頑張りましょう。

足利商工会議所会頭 相馬 稔

足利コミュニティFM株式会社
〒326-0812
栃木県足利市大門通2376
0284-22-4632
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この記事を書いた人

週刊渡良瀬通信のアバター 週刊渡良瀬通信 ライター

桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

愛車のロードバイクで今日も足利をパトロール中です。
見かけたら話しかけてもらえると嬉しいです。

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