NPO法人あがた農楽園(石川隆道理事長)が主催する第4回あがたスマイルイルミネーションが東武鉄道・県駅南公園などを会場に今年も始まった。5万球を使った手づくりの光の装飾が訪れる人を楽しませている。来年2月上旬まで点灯させる予定だ。12月7日には点灯セレモニーが行われ、多くの人が会場に足を運んだ。
同イベントは「東武線沿いにもイルミネーションを設置して足利を盛り上げよう」と石川理事長を含め有志3人で飾り付けを行ったのが始まり。3年前からは県地区の農家が中心となり「仕事をつくる」「仲間をつくる」「未来をつくる」をキーワードに設立し、社会福祉法人渡良瀬会の利用者や高齢者とともに農業に取り組む農楽園が引き継いで開催している。一昨年からは参加型として寄付者を募る一方、今年は自前で電球を1万球増やし装飾も多彩となった。
セレモニーでは石川理事長が「多くの方の協力で今年も開催できました。どうぞここを利用してみなさんで楽しんで下さい」とあいさつ。プラザ・サックス・オーケストラの演奏やカラオケ大会に加え、地元の人などによる焼きそばやフランクフルトの夜店や甘酒提供などもあり、オープニングは大いに盛り上がった。
目次