JA足利(齋藤肇組合長)が市内の小学3~6年を対象に毎年実施している農業体験スクール「JA足利あぐりキッズクラブ」で12月8日、恒例の「みそづくり」と閉校式が足利市弥生町のJA足利本店で行われ、子どもたち20人とその保護者らが参加し、みその仕込みに挑戦した。
子どもたちはJA職員から原料となる大豆について説明を受け、学習した後、JA足利女性会メンバーなどの指導を受けながら仕込み開始。ゆでた大豆を袋に入れて足で踏みつぶしてから大きなボウルを使って米こうじとよく混ぜる。混ぜ上がったものはソフトボール大の玉にして空気が入らないよう容器に詰め込んで完了。昨年、経験している子どもたちも多く、慣れた手つきで作業。昨年仕込んだ味噌はすでに利用しているといい「とても美味しい。くせになりそうです」と話す保護者もいた。
閉校式では子どもたちに修了証が手渡されたほか、同市社会福祉協議会への米の贈呈なども行われた。
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