国内最大級といわれる痛車イベント「足利ひめたま祭」(足利ひめたま製作委員会主催)が11月12日、足利市内の渡良瀬川左岸、中橋緑地多目的広場で開かれ、県内外から200台の痛車、300人ほどのコスプレイヤーが参加。来場者も合わせ2000人以上が同イベントを楽しんだ。
痛車はは自動車の車体にアニメやゲームの主要キャラクターを描いたもので会場はカラフルに染まった。車の中に関連グッズを並べたり、音響設備を積んでテーマ曲を流す人もいて自然と会話の輪が広がるなど、愛好者にとってはたまらない空間になっている。加えてアニメなどの登場人物と同じ衣裳に身を包んだコスプレイヤーたちの参加も定着しており、最近では痛車の台数をしのぐほどの人気ぶり。撮影愛好者の求めに応じて車の前で決めポーズをとっていた。
また、広場ステージではコスプレパフォーマンスが行われたほか、市内女性らでつくる八木節チーム足利八木節女前Japanが初参加し、イベントを盛り上げた。
今回が初めての参加という岩手県の男性は「規模が大きく、とても楽しい。レイヤーさんが自分の車の前で写真を撮ってくれ、感動しました。きょう午前1時に出発してきたかいがありました」と楽しそうに話していた。