足利ユネスコ協会(岡村静幸会長)主催の第16回「わたしの町のたからもの」絵画展が11月8~12日まで足利市朝倉町のコムファーストショッピングセンター・アピタ足利店のコム広場で開かれ、入賞作をはじめ市内の小中学生から応募された1138点が展示された。
同展は児童生徒に自分の町の文化や自然を大切にする心を育むとともにユネスコの基本理念である「心の中に平和な砦を築く」とを願い実施している。今回は今年7月31日から5日間、4年ぶりに実施したユネスコ学校に参加した子どもたちからの応募も多く、過去最多の作品が寄せられた。
鑁阿寺やあしかがフラワーパーク、足利織姫神社、足利学校といった名所や中橋、渡良瀬橋、トチセン工場、渡良瀬川など建物や風景を描いたものや自分が住む場所の祭りや行事、特産のイチゴなどを描いた作品が目立った。
岡村会長は「絵を見ていると子どもが考える平和や伝統的なものを大切にする気持ちが伝わってきていいなと思いますし、子どもたちにはこの気持ちを大事にしていって欲しい」と話していた。
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