あしかが高校生クラブ「あしもり隊」の2023年度活動成果発表会が2月25日、足利市大月町の商業施設アシコタウンあしかがで開かれた。オープンスペースでの実施は初の試みで多くの人に「あしもり隊」を知ってもらうことがねらい。今年度隊長の小林心咲さん(2年)は「多くのイベントに携わることができて足利を少しでも活性化できたのではないかと思います」と発表した。
報告会ははアシコタウンあしかがが行っているキッズフェスティバルと連携して開いた「あしもり文化祭」の中で実施。隊の活動の情報発信、地域の祭りを盛り上げる活動、駅前を盛り上げるキッチンカーフェス、クラフトで足利を盛り上げる活動などのプロジェクトを実施してきたメンバーが特設ステージで成果を発表した。会場に足を運んだ早川尚秀市長は「みなさんの熱心な活動は大変うれしく、ありがたい。これからも一緒にまちづくりをしていければと思います」と労った。
文化祭では活動内容を紹介するパネル展示やあしもりマークグッズ販売、ワークショップ、写真展示、迷路クイズラリーなどのイベントを行ったほか、市内外高校の吹奏楽、ダンス、軽音楽などの発表もあった。
当日はあいにくの雨模様となったが来場者も多く小林隊長は「思った以上にみなさんに足を止めていただき、うれしかった」と話していた。
同隊は市制100周年に合わせ、2年前の6月に発足。今年度で2期目となった。活動は「足利市を明るく、楽しくさせること」「足利市の魅力を発信すること」「足利市が困っていることを解決すること」を目的にプロジェクトを展開。今年度は写真部、美術部、インスタ部なども新たに加わり、メンバーが増え、活動内容の幅も広がった。
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