ニットを中心としたファッションブランド『Harikae』のデザイナー 橋本千子さん(足利市出身)。足利市内で行った『Harikae』の受注会で話を伺った。
大学は工芸科で織物を専攻し、主に伝統工芸を学んだ。より身近でテキスタイルを活かした洋服を作りたいとファッションの専門学校へ進学。アパレルの世界に進む。
「2016年にブランド『Harikae』を立ち上げました。物や情報が溢れる中で本当に必要な物とは何か。自分に向き合い、余計なものを見極め、美を大切にしながら心と体をシンプルにする。無理なく高揚感のあるものや暮らしを編んでいくこと。それが、Harikaeの信念でもあり、コンセプトでもあります。コレクションのキーワードは、1人のための1シーズン分のワードローブ。限られた型数のコレクションは、素材を絞り、1サイズのみ。強撚加工を施した細いポリエステルのモール糸は光沢感があり、縮絨加工を施したウールを使用したものなど、糸や加工方法等で、服の表情を変えることもできます。」
将来的には縫製アトリエをつくりたいと語る橋本さん。今後の活動も楽しみにしたい。
『Harikae』デザイナー
橋本千子さん
協力
bar mood indigo
instagram
(足利市永楽町7-9)