「足利でいちばん熱い夏。」をテーマに第15回ふるさとまちおこし寄席三遊亭歌橘落語道場研鑽会が8月18日、足利市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で開かれ、歌橘さんやその弟子たちが落語を披露。満員の来場者を楽しませた。また、女性八木節チーム女前Japanがゲスト出演し、会場を盛り上げた。
ふるさとまちおこし寄席は、演芸を活用しながら地域の発展や活性化につなげようと足利出身で栃木県で初めて真打となり、足利みらい応援大使も務める落語家・三遊亭歌橘さんがプロデュースして2010年にスタート。研鑽会は同寄席のスピンオフ企画として弟子たちの稽古の成果発表の場として実施している。昨年は同プラザの小ホール(300人程度)で開催したが、立ち見が出るほどの盛況ぶりだったため、今年は約800人収容できる同プラザ文化ホールに舞台を移した。
研鑽会では実行委員長で出演者でもある立川甚吾さんが「暑い中来場ありがとうございました」とのあいさつを含め、同会の経緯などを説明。続いて歌橘さんが自信の近況や出演する弟子たちのプロフィールをユーモアたっぷりに紹介。弟子たちの高座を舞台袖でみまもりながら、自身も観客にたっぷりと落語を聞かせた。
また、ゲストとして出演した女前Japanは歌詞に〝足利愛〟をたっぷりと詰め込んだ特別バージョンの八木節を披露。観客からかっさいを浴びていた。
今年度、16回目となるふるさとまちおこし寄席は10月6日午後1時から同プラザで開催。歌橘さんのほか三遊亭好楽さん、林家楽一さんらが出演する。木戸銭は前売りが2000円、当日は2200円。全席自由。チケットは同プラザ(電0284・72・8511)などで販売している。問い合わせは同寄席実行委員会事務局(電0284・20・2165、市観光まちづくり課)へ。
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