藤本って、いがいにしゃべれるんだ
足利コミュニティFMが開局して4ヶ月、パーソナリティーとして徐々にその声が知られるようになってきたイケボの藤本憲さんに、FM DAMONOとの出会いとこれまでについて伺った。
北海道出身、ラジオ好きの藤本少年はやがて、広島県の大学に進学。卒業後就職した会社が全国展開をしている企業だったことから、昨年4月に赴任先の足利市に来足。ほどなく会社は辞めたが、そのまま同市で生活することになり、同年10月から半年の契約で市の職員として働きだした。
「市内にFM開局の噂は流れていましたが、この頃『FM DAMONO ボランティアパーソナリティー&スタッフの募集/パーソナリティー講座開催』を知り参加することしました。そこで、開局立ち上げのメンバーから担当番組の提案があり、市職員の契約が切れた今年4月、弊社に入社する運びとなりました。」
現在、FM DAMONOの担当番組「Let’s Start REVES栃木」(月曜日19:00~)・「ゆうやけだもの」(木曜日17:00~)の出演の他、取材・編集・他番組のアシスタントなど多くの業務に追われる日々だという。「開局から今まで、ワクワク感はそのままです。あれこれと次のプランを考え、変えていくことが楽しいです。なんとかラジオの流れは掴めつつありますが、膨大な作業量には正直、驚いています。はじめは、勢いでこなしていた番組づくりも、長期戦で取り組む必要性に気づきました。」
自らのことを内向的で優柔不断、しかしごく一部だがメチャクチャ頑固なところがあると分析している。表面的には大人しそうに見られているようだが…。藤本さんの番組を聞いた知人から「藤本って、いがいにしゃべれるんだ!」と驚かれたとか。「マイクの前に座ったらそりゃ喋りますよねー」と藤本さんはいうが、素人はそうはいかない。子どもの頃からラジオ好きで良く聞いていたことは勿論だが、ラジオの現場で培われた経験が多いという証ではないだろうか。
また「担当番組「Let’s Start REVES栃木」では、レーヴィス栃木の選手へのインタビューなどを通じ、この好青年たちを多くの人が応援して欲しいと感じました。自分の役割は、彼等のことをきちんと地域の人に伝えることだと思っています。」
誰もがフラリと立ち寄れる、身近なコミュニティFMが理想。災害時においてその役割を果たせるよう、インスタも含め、日頃から情報の送受信は「FM DAMONO」と思ってもらえるコミュニティFMを目指すという。