足利流5S(整理、整とん、清掃、清潔、しつけ)を国内外に発信する「第3回5Sサミット2024」(同サミット実行委員会、足利5S学校、足利商工会議所主催)が11月7・8日の両日、足利市南町のニューミヤコホテル足利本館を主会場に開かれ、約200人が参加。特別公演、事例紹介、5S実践企業の視察などを行った。
同市では「足利を世界一の5Sの街に」をスローガンに2009年に足利商工会議所を中心に5S学校を設立。以来、5Sインストラクターの養成や視察受け入れなどに取り組んでいる。サミットは2012年にスタートし、2年に1回実施してきた。今回は新型コロナ禍の影響で6年ぶりの開催となった。
7日にはオープニングセレモニーが行われ、菊地義典5S学校校長がサミットの意義などを交えて歓迎のあいさつ。続いてエコアールの石井浩道社長が「足利流5S20年の取り組みを語る」をテーマに特別講演。5Sへの取り組みとその効果などについて詳細に語った。このほか、大学、企業での取り組み状況の紹介や分科会でのディスカッションも行われ、参加者同士の交流も深めた。
8日には実践企業工場見学会が行われ、6社を会場に活動を実際に見学できる機会の提供が行われた。
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