あしかが高校生クラブ・あしもり隊のキッチンカーイベント「足利の食卓」が8月8日、足利市伊勢町一丁目のJR足利駅北口駅前広場で開かれ、高校生や家族連れなどでにぎわった。
あしもり隊は足利市制100周年に合わせ、2021年6月に発足。「足利市を明るく、楽しくさせること」「足利市の魅力を発信すること」「足利市が困っていることを解決すること」を目的にプロジェクトを展開。これまでの2年間でキッチンカーフェスやバスラッピング、隊の活動動画配信、地域の祭り開催支援などを行い、実績を上げてきた。
今年度は隊への参加希望が多く、初年度に比べ8倍強の115人のメンバーが集まり、プロジェクトを実施する本隊のほか各高校単位の分隊を置いて活動することになった。
「足利の食卓」は本隊プロジェクトのひとつ。これまでの2年間は下校時の高校生をターゲットに実施してきたが、今回は初の試みとして夏休み期間中の開催となった。
事前準備を重ね迎えた本番当日。開幕の午後4時半から部活動帰りの高校生や家族連れなどが次々と来場。ドーナツ、ケバブ、から揚げ、ドリンク類などを販売する6台のキッチンカー前に列ができた。部活動帰りの高校生は「空腹だったので、うれしい」と好みのメニューを購入し、口に運んでいた。
同プロジェクトのリーダー・富山心優さんは「夏祭り的なキッチンカーイベントができたらと今回企画しました。あと2回予定しているので来ていただいた人に楽しんでもらえるようにしていきたい」と話していた。