2月23日、コムファースト 1階コム広場(アピタ足利店)にて、足利市議会 議会報告・意見交換会『しぎかい広場2024』が開催された。商業空間を利用したオープンな場所での開催は今回が初めて。足利市議会議員全24名。市民向けに用意した80人分の資料は全て配布され、その他、足を止め耳を傾けていた付近の人を含めると、約100人ほどの参加があった。
はじめに足利市のこれからの動向として、中橋の架け替え、公共施設の建て替え等についての議会報告が行われた。その後質疑応答では、市民から、市役所と市民会館の建て替えの候補地や、市民目線での利用のしやすさの希望など、多くの意見が述べられた。
意見交換会では、まず地方議会の法制執務をサポートする会社の代表である廣瀬和彦氏の、議員定数の考え方の例が、動画により紹介された。続いて「議員定数と議員のなり手不足解消」をテーマに市民から意見が出され、議員がそれぞれの提案・質問に答えていった。
フリートークでは、市民から観光地としての魅力の発信や、市の今後の対応に寄せる希望の声も挙がっていた。
会の最後は、今回寄せられた市民からの声を、議会側でも反映していきたいとの謝辞で締めくくられた。
市民として参加した饗庭仁一さんは「議会を知るきっかけとして、また意見を言える場ができたことは、良かったと思う。できるなら、さらに時間をかけて、意見を深める場を持てるといいですね。」と。また「市議会の方々が、市民のために頑張っている事がわかりました。」との声もあった。
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