足利市は幼児向け出前講座「ごみを正しくわけよう!」を5月15日、同市西新井町の市立みなみ保育所(園児44人)で実施。子どもたちは燃えるごみや燃えないごみ、資源物を理解するための「分別ゲーム」で学び、園庭に展示されたごみ収集車を見学して喜んでいた。
同講座は循環型社会形成ため、ごみ減量や3R(リデュース、リユース、リサイクル)の意識を低年齢のうちから育んでもらおうと長年取り組んでいるもの。今年度も7保育所での実施を予定している。
当日は3~5歳児がゲームに挑戦。まずは市職員が〝変身ボックス〟を使って牛乳パックがトイレットペーパーに、ペットボトルが服やまたペットボトルに生まれ変わることを紹介すると「すごい」と感心。
シートに並べた空きびん、ペットボトル、菓子箱や袋、服などを正しく分けるゲームにも挑戦。一つ手に取り、ごみの種別が書かれたかごに入れ正解すると「やった」とうれしそうに声を上げていた。また、ティッシュペーパーの箱は内側のビニールをはがしてたたむ、ペットボトルはラベルとキャップをはがして出すことなども学んだ。
ゲーム後は園庭に出て同市一般廃棄物収集運版受託事業者連絡協議会の協力により展示されたパッカー車で、ごみの入った袋が投入される様子などを熱心に見学していた。
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