足利市の助戸公民館(助戸仲町)が実施している子ども発見教室で7月25日、環境について学ぶ講座が行われ、参加した小学生たちはごみの分別や廃食油のリサイクルなどについて学習した。
同教室は「楽しく学ぼう!」をテーマに郷土の文化に触れたり、各種学習で新しい発見や体験をしたり、新しいともだちをつくることなどを目的に実施している。今年は4~6年生26人が参加、全7回の日程でレクリエーションや貯金箱づくり、サイエンスマジック、世界の国の学習、郷土を題材にしたクイズなどに挑戦する。
環境学習はその一コマ。まずは市職員の指導で牛乳パック、ペットボトル、空き瓶、ティッシュの箱などの分別や「ティッシュの空き箱はビニールを取って」「ペットボトルはラベルをはがして」など資源物としてごみステーションに出す際の留意点を体験しながら学んだ。
また、持続可能な資源循環社会の実現に向けた廃食油の回収及びリサイクルに関する連携協定を締結したENEOSと吉川油脂からも講師が参加。廃食油が飛行機の燃料としてリサイクルされる話を聞き、「すごいね」と熱心に耳を傾けていた。
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