記念すべき『minimu』創刊の巻頭を飾るのは、2024年の幕開けに相応しい足利市にゆかりの3名です。落語界から三遊亭歌橘さん、プロ歌手の堀優衣さん、この春開局となる足利コミュニティFM 事務局の根岸智也さん。自身の近況や将来の目標、さらには足利市を盛り上げるには!などおおいに語り合っていただきました。
そして鼎談の冒頭、3名の意外な共通点が明かされます。どんな話が飛び出すかご期待ください。
記事最下部でてい談の動画がご覧いただけます。
当日の3名の様子をぜひお楽しみください。
2024年、私たちは飛躍の年
本日はよろしくお願いいたします。今日は3人で座談会(鼎談)ということで「将来的にやりたいこと」をテーマに話をしていきたいと思います。まず、簡単に自己紹介からよろしいでしょうか。
私から、落語家の三遊亭歌橘と申します。足利市八幡町の出身でございまして、そこで15歳まで育って中学校を卒業して落語の世界に入りまして、間もなく30年の芸歴になります。
栃木県で初めて真打ちになられたそうですね。
10人ほど先輩もいたんですが、栃木県出身者はなぜか続かなくて、私が第1号になってしまいました。いや、第1号になるために、私が辞めさせたわけじゃないですよ(笑)。みんな自然んとフェードアウトしてしまって。やはり後に続いて、栃木県出身者第2番目の噺家が出てきてほしいです。
今はどういったことでを?活動の舞台は東京ですか。
り、役者の活動をしたり、ラジオで喋ってみたりと、いろいろなことをやって、また今、落語が面白くなってきた時期ですね。
歌橘師匠の名前は方々で伺いますよ。
え、あいつと関わるなってですね。
いいえ、いい意味でです。
ありがとうございます。いい意味でですね。
次は堀さん、自己紹介をお願いいたします。
堀優衣と申します。歌手をやっております。テレビ東京の「THEカラオケバトル」という番組に中学2年生の頃からずっと出演させていただいており、今現在番組で最多の12冠を獲得させていただきました。
足利市のイベントとか、その開会式で国歌も斉唱していますね。
先日は足利尊氏公マラソンで国歌独唱と、ミニライブを開会式の後に行わせていただきました。すごい楽しかったです。
先日プロダクションにお入りになったとか。
ハーフトーンミュージックという事務所に所属しました。武部聡志さんという日本を代表する音楽プロデューサーの方にプロデュースしていただけることになりました。ハナミズキやレイニーブルー、流星のサドルなど、数々の日本の名曲を作られています。私、先日、ユーミンさんのライブに行ってきたのですが、そのコンサートの音楽監督もしております。
カラオケバトルも自分で応募して出たの。
いえ、YOUTUBEに自分の歌っている動画を上げたら、番組のスタッフからオファーが来て、ぜひ出てみませんかと言われました。元々地元でお祭りや慰問、カラオケ大会などによく出ていて、そこから自然にテレビにも出て、活動が広がってたんです。
歌を始めたきっかけっていうのは。
私が5歳の時に祖父が演歌を歌ってくれて、九州のズンドコ節でした。祖父の真似をして歌ってみたら上手いねって言われて。足利健康ランドでは小学1年生の時に、演歌を歌ったらちっちゃい子が歌ってる珍しさからか、割り箸の間に1,000円札を持ってきてくれた人がいて。それで、歌を歌うとお金もらえるんだ~みたいな。
それがきっかけで、ちょっとあざとい了見で歌手になったという風ですか。
そうですねじゃないですよ(笑)けれどをそれをきっかけに嬉しくてはじめたのだと思います。
やっぱりおじいさんとおばあさんがすごい音感のいい人だったんでしょうね。
いえいえ、別に家族が芸能系に関わっているわけでもなくて。ただ、祖父が詩吟の先生をやっていて。別に歌手にさせようと思って育てたわけじゃないし、自然にやってきたらここまでこれました。
本当にすごいですね。凄い二人を前に私でよいのかと…。改めて自己紹介させていただきます。足利コミュニティFM株式会社の根岸と申します。
2024年、4月に足利市を対象としたコミュニティFMを開局予定でございます。開局しましたら、歌橘師匠には番組を持っていただけるということなので頑張ります。堀さんにも番組を持っていただきたいと、社内で勝手に計画をしております。ぜひその際はご協力いただければと思います。
ありがとうございます。
さて、私、今日のためにお二人のプロフィールを、ウィキペディアというすごいもので調べたんですけど、共通点がありまして…全員辰年生まれなんですよ!
お~今年だ!
お~今年だ!
今年こそは飛躍の年じゃないですか。でも、辰は眠るらしいんですよね。実は辰年を迎えるちょっと前にドラゴンは覚醒するらしいのですが。
私、眠ってほしくないなぁ。
興味のあるモノには、ガッといきたいですね。僕本名が龍也と言うんですけれど、辰年だから龍也なんです。
私は智也と言うのですが、父に聞いたら本当は達也にする予定だったとか。でも父の名が和也なので、達也と和也では父が死んでしまうからやめて、智也にしたということです。
優衣ちゃんは、達也と和也ってわからないでしょ。
あ~あの漫画のタッチですよね。
野球漫画のね、双子の達也と和也。ジェネレーションギャップですね。
「ミナミを甲子園に連れて行って」というあれ。
あー、有名なそのフレーズ。
だから私、今日とりあえずそれをそれだけは言おうと思って来ました。良かったです今日言えて。
Part2へつづく